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Domaines Julien & Fils |
SOUTH FRANCE Selection |
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OFFICIAL WEB :http://www.chateau-mus.com |
ベジエ市の15km北、ミュルヴィエル・レ・ベジエ村に所在する「シャトー・ド・ミュス」(写真下)は、そのルーツを紀元前800年まで遡ることができるラングドック地方最古のシャトーのひとつで、1848年に改築が完了して現在の姿になりました。
2004年、ラングドック地方に複数のドメーヌを所有する「ドメーヌ・ジュリアン&フィス」のジュリアン家の所有となり、同年に家業を継承したヤニック・ジュリアンのもと、AOPラングドックとIGP合計で75ヘクタールの畑の再整備と植え替え、および醸造設備の刷新が行われました。また、直後からリュット・レゾネ栽培を実践し、2019年現在、「テラ・ヴィティス」の認証を申請中です。
ご紹介する2つの作品は、ロルブ川沿いの丘陵一帯に広がるAOPラングドックの畑から生まれる、このシャトーの看板作品です。メタリック調金色ラベルの「シャトー・ド・ミュス」は、斜面上の区画からのぶどうを使用。同・銀色ラベルの「プティ・ド・ミュス」は、平地の区画のぶどうを使用したセカンドワインで、それぞれのぶどうの特性に応じて、醸造法もきめ細かく使い分けています。
重厚ボトルの外観から、さぞ濃厚で、どっしりとした味わいのワインかと思いきや、さにあらず。
「この地の比較的冷涼な気候、そして石灰岩を多分に含む土壌を活かして、上品で繊細なワインを造ることをフィロソフィーとしています。ぜひ、在りし日に当時の主がこのシャトーで楽しんだ美食を、同じワインで追体験しながら、美味しいお料理に合わせてお楽しみください」(ヤニック・ジュリアン)。
所在村 |
Murviel-les-Béziers |
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醸造家 |
Yannick Julien |
所有畑面積 |
75ha |
ドメーヌ継承年 |
2004年 |
栽培における特記事項 |
厳格な リュット・レゾネ栽培。2017年にHVE(Haute Valeur Environnementale)の最高段階「レベル3」の認証取得 |
醸造における特記事項 |
「シャトー・ド・ミュス」の収穫はすべて手摘み。除梗しない(全房発酵)。スレンレスタンクと225Lの樽による醸造 |
販売先 |
輸出95%(EU各国、アメリカ、カナダ、シンガポール、中国等約15ヵ国)、フランス5%(レストラン、個人のワイン愛好家) |
掲載実績のある海外メディア |
「La Revue du Vin de France」、「Guide Hachette」等 |
AOP Languedoc。シラー70%、グルナッシュ20%、ムールヴェードル10%。合計30haの畑のうち、丘陵斜面区画からのぶどうを使用。粘土石灰質土壌。平均樹齢15年。収量40hl/ha。ステンレスタンクで発酵後、コンクリート製タンクで12ヶ月間熟成させ、その後225Lの新樽100%で3ヶ月間熟成。
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