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Marc Gauffroy |
BOURGOGNE Selection |
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OFFICIAL WEB :http://www.meursault-gauffroy.com/ |
ムルソー村に1900年に創業、ムルソーやピュリニー・モンラッシェを中心に合計11ヘクタールもの畑を擁する名門です。2006年から4代目ニコラが参画、ムルソーにおけるリュット・レゾネ栽培の草分けのひとりとして知られた父マルクが2014年に引退して、正式に世代交代しました。
このドメーヌの大きな特徴は、ACブルゴーニュを除くすべての村名以上のワインについて、樹齢50年以上の古樹のぶどうのみを使用していることです。年間総生産本数は約2ヘクタール相当の12000本ほどで、残り9ヘクタール相当を占める樹齢50年未満のぶどうは、すべてネゴシアンに売却してしまいます。
「ムルソーもピュリニー・モンラッシェも、粘土質表土の下に石灰質・泥灰土質の分厚い層が横たわっており、この地下層から来るミネラルこそが、ワインの美味しさの鍵になります。そしてこのミネラルを十分に吸い上げることができるのは、根を地下深くまで伸ばしたヴィエイユ・ヴィーニュだけなのです」。
「テロワールがまったく異なる他国の産地でも、樽の使用法によって、バターのようにこってりとした風味のシャルドネを造ることができます。私は、この地ならではのミネラルを活かした、ここでしか造れないワインを造りたいのです」。
「樽の影響を精密にコントロールすることを心がけています。アルコール発酵はすべてステンレスタンクで行い、できたワインの特性を見極めてから、使う樽を決めます。すでにこの段階でヴィエイユ・ヴィーニュならではの濃密な風味があるので、基本的にバトナージュを行う必要はありません。また新樽の比率も、最大20%までに抑えるようにしています」(以上、マルク・ゴーフロワ)。
今日のムルソー村全域における「バター香からミネラルへ」の大転換は、生産者によって大きな試行錯誤を伴いながら進んでいます。
自社ビン詰めを開始した1938年以降、3世代80年にわたって古樹にこだわり続け、ミネラルの美を追求してきたゴーフロワ家の結晶を、ぜひご堪能ください。
所在村 |
Meursault |
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醸造家 |
Nicolas Gauffroy |
所有畑面積 |
11ha |
ドメーヌ継承年 |
2014年 |
栽培における特記事項 |
厳格なリュット・レゾネ栽培。化学肥料と除草剤は一切使用しない |
醸造における特記事項 |
除梗しない。天然酵母のみで発酵。基本的にバトナージュを行わない |
販売先 |
フランス国内3分の2(レストラン、個人のワイン愛好家)、輸出3分の1(EU各国、スイス) |
掲載実績のある海外メディア |
「Guide Hachette」等 |
ムルソ―村内のACブルゴーニュ区画からのシャルドネ100%によるブラン・ド・ブラン。樹齢50年以上のVV。約18ヶ月間ビン熟成。MCR(濃縮果汁)によるドザージュは8g/l。
ムルソ―村内のACブルゴーニュ区画からのピノ・ノワール100%によるブラン・ド・ノワール。直接圧搾法によるスパークリング・ロゼワインです。樹齢50年以上のVV。約18ヶ月間ビン熟成。MCR(濃縮果汁)によるドザージュは8g/l。
ムルソー村内の区画より。シャルドネ100%。0.23ha。1969年植樹のVV。樽で発酵後、新樽率15%で12ヶ月間熟成。
「ムルソー・スー・ラ・ヴェル」と地続きの同名ACブルゴーニュ区画より。0.5ha。平均樹齢60年のVV。樽で発酵後、1~4回使用樽で12ヶ月間熟成。
オークセイ・デュレス村内のリウ・ディ「レ・クレ」に1.3ha。新規に取得し開墾した畑につき、この作品のみ樹齢は約5年。収量は30hl/ha。樽で発酵後、新樽率20%で12ヶ月間熟成。
「レ・ミルラン」「レ・クルー・ドシュ」「スー・ラ・ヴェル」「レ・ゴルジュ・ド・ナルヴォー」の4区画合計で0.58ha。樹齢50年以上のVV。新樽20%、1回使用樽20%、2~3回使用樽60%で14ヶ月間熟成。
0.1ha。平均樹齢80年のVV。新樽20%、1回使用樽20%、2~3回使用樽60%で14ヶ月間熟成。
0.26ha。 樹齢50年以上のVV。1回使用樽20%、2~3回使用樽60%で14ヶ月間熟成。
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