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|  | Martin-Dufour | BOURGOGNE Selection | 
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| OFFICIAL WEB :http://www.martin-dufour.com/ | 

 マルタン家はショレ・レ・ボーヌ村に長く続くヴィニュロンの家系で、ニュイ・サン・ジョルジュ、ラドワ、アロース・コルトン、ショレ・レ・ボーヌ、サヴィニー・レ・ボーヌに畑を所有する、「コート・ドール中部」のスペシャリストです。
 1990年にドメーヌを継承した6代目ジャン・ポール・マルタンは、他に先駆けてリュット・レゾネ栽培を開始。当時より、「自然を尊重し、自然な造り方で造ったワインは、体にも優しい」をポリシーとしています。
 写真からも伝わって来ますでしょうか、ジャン・ポールと奥さんのパスカルさんは、実にほのぼのとした仲の良い夫婦で、2人揃って「美味しい料理を作ることと、食べることが大好きです」。
 彼らのワインは、EU各国やイギリス、中国などに輸出もされていますが、そのほとんどは、ドメーヌを訪れ、彼らと一緒にワインを試飲して購入していく一般消費者に直売されています。「ですので、評論家を唸らせるようなスタイルのワインではなく、毎晩のお料理に合わせて美味しく、安心して飲んでいただける味わいのワイン造りを目指しています。昔はそれこそ新樽とかも使っていたのですが、家庭料理に合わせにくいという声が多く、今は樽自体、最小限しか使わなくなりました」(ジャン・ポール)。
 筆者の家飲み用ワインにも決定している彼らのワイン(笑)。しなやかでまことにバランスが良く、ほっこりと癒されるような味わいです。コストパフォーマンスもかなり高いと思います。


| 所在村 | Chorey-lès-Beaune	 | 
|---|---|
| 醸造家 | Jean-Paul Martin | 
| 所有畑面積 | 9.68ha | 
| ドメーヌ継承年 | 1990年 | 
| 栽培における特記事項 | 1990年から厳格なリュット・レゾネ栽培を実践。化学肥料と防腐剤は一切使用しない			 | 
| 醸造における特記事項 | 白は除梗せず、赤は100%除梗。無清澄。			 | 
| 販売先 | フランス国90%(個人のワイン愛好家、ワインショップ、レストラン)、輸出10%(EU各国、イギリス、中国)			 | 
| 掲載実績のある海外メディア | 「Guide Hachette」			 | 


ラドワ村内のACブルゴーニュ区画「レ・ムト」と、ショレ・レ・ボーヌ村内のACブルゴーニュ区画「レ・テュ・ブフ」の2区画で合計0.53ha。樹齢30~55年。収量は40hl/ha。ステンレスタンクで10ヵ月間熟成。


ラドワ村のAOCブルゴーニュ・ラ・シャペル・ノートル・ダムに隣接する優良リウ・ディ「レ・コメ」より。0.13ha。1980年に植樹したVV。収量は55hl/ha。伝統的な木製開放発酵槽で醸造後、800リットルの樽で11ヶ月間熟成。作品名は「ラ・シャペルの深紅」の意味。


0.2ha。重厚な粘土石灰質土壌。樹齢約55年(1965年植樹)のVV。収量は25hl/ha。800リットルの樽で発酵後、demi-muid(500リットルの樽)で12ヶ月間熟成。


「レ・シャイヨ」は一部をAOCコルトンおよびAOCアロース・コルトンに接する優良区画です。0.35ha。石が多い粘土石灰質土壌。樹齢70年以上(1951年植樹)の超VV。収量は25hl/ha。800リットルの樽で発酵後、demi-muid(500リットルの樽)で12ヶ月間熟成。


3.33ha。平均樹齢40年。ステンレスタンクとフードル(伝統的な大樽)でアルコール発酵後、樽でマロラクティック発酵&11ヵ月間熟成(新樽率20%)。AOPアロース・コルトンとAOPサヴィニー・レ・ボーヌに挟まれた「レ・ボーモン」は、ショレ・レ・ボーヌを代表する区画のひとつです。2018年ヴィンテージは、「タストヴィナージュ」および2020年度「ブルゴンディア・ドール(金賞)」受賞。

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