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Charlot Père & Fils |
CHAMPAGNE RM Selection |
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「ヴァレ・ド・ラ・マルヌ」のシャティヨン・シュル・マルヌ村に長く続くヴィニュロンの家系で、早1922年には自社ビン詰めを開始した老舗RMです。以降3世代にわたって順調に運営を続けてきましたが、2009年、意欲と才能に溢れる4代目ピエール・シャルロが参画したことによって、革命的な進化を遂げることになりました。
彼はまず、すべての畑を完全ビオロジック栽培に切り替え、ビオディナミの手法の一部(月暦の参照やプレパラシオンの使用等)の適用を開始しました。
「土中微生物のエコシステムを大事にすることを、栽培の主眼としています。化学肥料や農薬を使用しないことは当然ですが、土壌を必要以上に耕しすぎないことも重要です。また、土壌への負荷が機械よりもはるかに低い、馬による耕作も少しずつ拡大しています」。
彼は次に、ラインナップの改革に着手しました。
「ここヴァレ・ド・ラ・マルヌは、ピノ・ムニエを白眉とする産地ですので、より多くの方に飲まれるスタンダード・ブリュットこそ、ピノ・ムニエ100%であるべきだと考えました。この品種の醍醐味は、薫りにあります。花束のような芳香に包まれながら、細やかな泡一粒一粒の美感をご堪能ください」。
村の丘にそびえ立つ、ローマ教皇ウルバヌス2世の像が手に持つ十字架にインスピレーションを得たという印象的なラベルデザインも相まって、彼の作品は、瞬く間に各国のインポーターやソムリエ、ジャーナリストの耳目を集めることになりました。
「コート・デ・ブラン」や「モンターニュ・ド・ランス」の陰に隠れがちだったこの地に、独自のシャンパニズムによって煌々と光り輝く恒星が誕生しました。
所在村 |
Châtillon-sur-Marne |
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醸造家 |
Pierre Charlot |
所有畑面積 |
4.4ha |
ドメーヌ継承年 |
2015年 |
栽培における特記事項 |
ビオディナミの手法を一部採り入れたビオロジック栽培。一部の畑を馬で耕作 |
醸造における特記事項 |
コカール社製の最新型木製垂直プレス機を使用。マロラクティック発酵を行う。ドザージュにビオロジーのMCR(濃縮ぶどう果汁)を使用 |
販売先 |
輸出50%(EU各国、スイス、アメリカ)、フランス国内50%(レストラン、ワインショップ、個人のシャンパン愛好家) |
掲載実績のある海外メディア |
「Gault & Millau」等 |
シャティヨン・シュル・マルヌ村の5区画の畑からのピノ・ムニエ100%。樹齢30~60年のVV。2年間以上ビン熟成。ヴァン・ド・レゼルヴ(30%)は5年分。ドザージュは6g/l。
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