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Emmanuel Pithois |
CHAMPAGNE RM Selection |
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20世紀初頭、モンターニュ・ド・ランスのヴェルズネイ村に創業したこのRMは、1988年より4代目当主エマニュエル・ピトワが運営しています。(尚、奥さんのカトリーヌさんは、2007年から2012年まで弊社でご案内し、2013年に自社ビン詰めを止めた同村のRM「ミッシェル・ピトワ」の醸造家ベネディクト・ピトワ女史の妹になります)。
「他のすべてのワインと同様に、シャンパンも味がすべてだと思います。縁があって私のシャンパンを初めて飲んでくださった方が、また飲みたいと思っていただけるシャンパンを造りたいと思っています」というエマニェルは、モンターニュ・ド・ランス「北側の2巨頭」であるヴェルズネイとヴェルジー、そしてボーモン・シュル・ヴェルに所有する合計4ヘクタールのグランクリュ畑のぶどうのみを自身のシャンパン造りに使用し、グランクリュでないぶどうはすべてネゴシアンに売却してしまいます。
「3つの村のぶどうはそれぞれに特徴があり、ヴェルズネイは美しい酸とミネラル、ヴェルジーは果実味とバランス、ボーモン・シュル・ヴェルは豊かなコクをもたらしてくれます。1999年にリュット・レゾネ栽培を開始して化学肥料や除草剤、殺虫剤の使用をやめてから、これらの特徴はさらにはっきりと感じられるようになりました」(エマニュエル・ピトワ)。
この名門メゾンは、4000人を超えるヨーロッパ中のシャンパン愛好家からの予約注文によって常に完売状態が続いてきたため、実はこれまで何度も取引を断られてきました(「とても嬉しいのですが、本当に在庫がないのです・・・」と)。しかし近年のEU各国の不況で、ついに!風向きが変わったものです。
知られようがなかった本物。モンターニュ・ド・ランス北側ならではの、たっぷりとした果実味と洗練された酸味の競演です。
所在村 |
Verzenay |
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醸造家 |
Emmanuel Pithois |
所有畑面積 |
4.5ha |
ドメーヌ継承年 |
1988年 |
栽培における特記事項 |
1999年より厳格なリュット・レゾネ栽培(化学肥料、除草剤、殺虫剤は一切使用しない) |
醸造における特記事項 |
天然酵母のみで発酵。ステンレスタンクによる醸造。マロラクティック発酵を行う。ルミュアージュ(動瓶)は手作業 |
販売先 |
EU圏の個人のシャンパン愛好家90%、フランスのレストランとワインショップ10% |
掲載実績のある海外メディア |
「需要が供給を大きく上回っており、ガイドやコンクールには出品しておりません」。 |
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