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Arnould de Beaufort |
CHAMPAGNE RM Selection |
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2003年、ヴェズルネイ村のRM「フランソワ・アルヌルド」の5代目当主アドリーヌのもとに婿入りしたのが、「シャンパーニュにこの人あり」と言われるアンボネイの達人、ジャック・ボーフォールの3男ジョアキムだったことで、新しい物語がはじまりました。
ジョアキムが醸造家として独り立ちできるようになった6年後の2009年、2人は醸造所を新築。翌2010年にはメゾン名を「アルヌルド・ド・ボーフォール」と改称し、ラベルデザインも一新して新たな船出を迎えました。
アルヌルド家が所有する9ヘクタールの畑の80%はグランクリュで、地元ヴェルズネイとヴェルジーはもちろん、アイ、マルイユ・シュル・アイ、そしてコート・デブランのオジェにまで畑を所有しています。(将来ジャックの相続が発生した際には、これにさらにアンボネイが加わることになります!)
「醸造方法は基本的に「アンドレ・ボーフォール」とまったく同じで、例えばマロラクティック発酵をしないことは、父から学んだ極意のひとつです。ビオロジー栽培についても、アロマテラピーやホメオパシーなども含めてすべて教わりましたが、家内の家族の了解を得なければなりませんし、また人的にも現時点では難しいので、しばらくはリュット・レゾネを厳しく実践していきます」(ジョアキム)。
尚、スタンダード作品の「トラディション」と上級作品の「プレスティージュ」は、いずれも70%がヴィレ・マルムリー産のシャルドネで構成されていますが、この村は、北をヴェルジー、南をトレパイユに接する格付け95%のプルミエ・クリュです。「地形的に白亜質が大いに勝っており、シャルドネのプルミエ・クリュの畑としては、ヴェルテュスなどと並んで5指に入ります。コート・デ・ブランのシャルドネよりも酸味が控えめで、ミネラルの美しさが際立つスタイルです」。
(それにしてもお父さんにそっくりですネ(笑))。
所在村 |
Verzenay |
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醸造家 |
Joachim Beaufort-Arnould |
所有畑面積 |
9ha |
ドメーヌ継承年 |
2010年 |
栽培における特記事項 |
極めて厳格なリュット・レゾネ栽培(化学肥料、殺虫剤、防腐剤は一切使用しない) |
醸造における特記事項 |
天然酵母のみで発酵。マロラクティック発酵は行わない。ルミュアージュ(動瓶)は手作業。ドザージュはMCR(濃縮果汁) |
販売先 |
フランス国内90%(個人のシャンパン愛好家、レストラン)、輸出10%(EU各国、イギリス) |
掲載実績のある海外メディア |
「Gault & Millau」 |
シャルドネ70%(ヴィレ・マルムリー産)、ピノ・ノワール30%(ヴェルズネ産50%、アイ産25%、マルイユ・シュル・アイ産25%)。樹齢40年以上のVV。現在販売中のものは、2005年産70%、2004年産30%のブレンド。ドザージュは10g/l。
シャルドネ70%(ヴィレ・マルムリー産)、ピノ・ノワール30%(ヴェルズネ産50%、アイ産25%、マルイユ・シュル・アイ産25%)。樹齢40年以上のVV。現在販売中のものは、2002年産70%、2001年産30%のブレンド。ドザージュは9g/l。
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