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Jérôme Galeyrand |
BOURGOGNE Selection |
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OFFICIAL WEB :http://www.jerome-galeyrand.com/ |
ジュヴレ・シャンベルタンを代表する新世代のひとり、ジェローム・ガレランを私たちのセレクションでご紹介できるはこびとなりました。
ロワール生まれの彼は、ヴィニュロンの家系ではなく、もともとはひとりのブルゴーニュワインラヴァーでした。食品問屋の営業マンとして8年間活躍していましたが、2000年の春、その日はやってきました。
「どうしても、この手でワインを造りたい」。
「ロブレ・モノ」と「ジャンテ・パンジオ」での研修を修めて醸造学校を卒業した後、ジュヴレの重鎮アラン・ビュルゲの下で働いて栽培と醸造の理論と実際を習得した彼は、2002年、ジュヴレの隣村サン・フィリベールにある自宅の小さなガレージを醸造所に改造して、ミクロドメーヌを設立しました。
最大の懸案だった畑は、友人たちと共同で設立した畑管理会社で購入し、その全面積を彼にフェルマージュするという方法を採ったり、純粋に地主を見つけてフェルマージュの交渉をして取得しました。ごく一部、ぶどうの購入も行いました(2011年まで)。
「好きこそものの上手なれ」で、重労働を嫌って畑仕事を外注する造り手が後を絶たない昨今のブルゴーニュにあって、徒手空拳でゼロからドメーヌを起ち上げたその情熱と行動力は、なによりも、ワインの品質に表れることになりました。彼のワインと誠実な人柄に惚れた現地のワインジャーナリストたち、そして、ブランドネームなどに踊らされない確かな審美眼と高い志を持ったソムリエたちが、最強の応援団となりました。
2010年には、小さいながらもジュヴレ村中心部に醸造所を借りることができるようになりました。創業以来厳格なリュット・レゾネ栽培に打ち込んできたフェルマージュ畑も5ヘクタールまで増え、2012年から完全ビオロジー栽培に切り替わりました。
今日彼のワインは、EU各国をはじめイギリス、スイス、アメリカ、香港などに広く輸出もされるようになりましたが、最大の顧客はフランスのレストランです。ミシュラン3つ星の「ギー・サヴォワ」、パリの歴史的名店「ラセール」や「アピシウス」といった大御所から、新世代系のレストランまで、多くのソムリエたちが誇りを持って彼のワインをお勧めしています。
所在村 |
Gevrey-Chambertin |
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醸造家 |
Jérôme Galeyrand |
所有畑面積 |
5ha (フェルマージュ) |
ドメーヌ継承年 |
2002年 |
栽培における特記事項 |
2002年から厳格なリュット・レゾネ栽培に取り組んだ後、2012年に完全ビオロジー栽培に転換 |
醸造における特記事項 |
原則として除梗100%。天然酵母のみで発酵。赤ワインは無清澄、ノンフィルターでビン詰め |
販売先 |
フランス国内55%(仏ミシュラン3つ星「ギー・サヴォワ」、歴史的名店「ラセール」「アピシウス」をはじめとする約50軒のレストラン、ワインショップ、個人のワイン愛好家)、輸出45%(EU各国、イギリス、スイス、アメリカ、香港) |
掲載実績のある海外メディア |
「Gault & Millau」、「Guide Hachette」、「Sommeliers International」、「La Revue du Vin de France」、「Bourgogne Aujourd'hui」、「Burghound」 |
ブロション村内の「コンブル」、シャンボール村内の「コルン・マラディエール」、ジイィ・レ・シトー村内の「ルージュ・シャン」の3区画合計で0.7ha。樹齢25年以上。1~3回使用樽で12ヵ月間熟成。「アントナン」は2002年生まれの息子さんの名前で、学校が休みの日に、お父さんと一緒に畑に”出動”するのが大好きです。
ブロション村内の「コンブル」と、ジイィ・レ・シトー村内の「ルージュ・シャン」の2区画合計で0.44ha。樹齢35年以上。樽で発酵後、1~5回使用樽で12ヵ月間熟成。「オランヌ」は娘さんの名前で、ワインに名前を付けることで、彼女にお父さんの仕事を知ってもらいたいという思いが込められています。
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