Grand C |
ALSACE Selection |
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OFFICIAL WEB :http://www.grandc.de/en.html |
「グラン・セ」は、アルザスの名門メゾン「ジョゼフ・カタン」と、ドイツの「モエ・ヘネシー・グループ」のマーケティング・ディレクターを務めたアレックス・ヴルフケンとのコラボレーションによって誕生した新ブランドです。
コルマール市から南に10km、フォグリンショフェン村に所在する「ジョゼフ・カタン」は、1978年にメゾンを継承した10代目ジャック・カタン(写真左。右は2007年に参画した息子さん)によって大いに発展を遂げ、今日、グランクリュ・アッシュブルグを筆頭とするそのワインは、フランスの錚々たるレストランのワインリストを飾るのみならず、世界5大陸に輸出され、数えきれないほどのワインメディアから激賞を受けるなど、文字通りアルザスを代表するメゾンのひとつに数えられています。また、ジャック・カタンは同村の村長でもあり、「アルザス・ワイン・エクスチェンジ」及び「クレマン・ダルザス協会」の会長でもあります。
一方のアレックス・ヴルフケンは、1992年にドイツの「モエ・ヘネシー」グループに入社して以来、「モエ・エ・シャンドン」「ドン・ペリニヨン」「ヴーヴ・クリコ」「ヘネシー」「グレンモーレンジ」といったブランドビジネスに打ち込み、最終的には全ブランドを統括する立場となって、ドイツ市場を極めました。
「個人的にアルザスワインを愛してやまなかった」ヴルフケンは、2009年、かねてより深く認め合う仲であったジャック・カタンと最強コンビを結成し、カタンの所有する自社畑のうち、「(日当たりが最高の)南向きまたは南東向きの斜面畑で、ヴィエイユ・ヴィーニュの区画のみ」のぶどうから、新ブランド「グラン・セ」をドイツ市場でリリースしました。
「ドイツは、地理的にも歴史的にもアルザスとの関わりが深く、アルザスワインの最大輸入国のひとつです。すでに無数のアルザスワインが販売されている超激戦市場ですので、後発として、圧倒的な品質とコストパフォーマンスをもって参入しました」(ヴルフケン)。
「Grand C」というブランド名は、「selected Crus(区画) of the Grand Cattin’s vineyards to create Grands Vins」という意味です(分かりやすくするために英仏語混合にしています。Grand=Great)。
モダンなラベルデザインと、各ぶどう品種の美質が鮮烈かつピュアに表現されたその味わいは、同国でたちまちのうちに高い評価をもって迎え入れられたのみならず、「いろいろな国から続々と問い合わせが来るようになって、ジャックともども本当にびっくりしています(笑)」(ヴルフケン)。
所在村 |
Voegtlinshoffen |
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醸造家 |
Jacques Cattin |
所有畑面積 |
60ha |
ドメーヌ継承年 |
1978年 |
栽培における特記事項 |
実質ビオロジーの極めて厳格なリュット・レゾネ栽培。化学肥料、除草剤、殺虫剤、防腐剤は一切使用しない |
醸造における特記事項 |
収穫はすべて手摘み。天然酵母のみで発酵。白は除梗せず、赤は100%除梗する |
販売先 |
輸出100%(ドイツ、オランダ、ベルギー、スウェーデン、ラトヴィア、モルディヴ) |
掲載実績のある海外メディア |
「Guide Hachette」、「La Revue du Vin de France」、「Dussert-Gerber」、「Petit Futé」、「Vitisphère.com」、「PHR」、「Régal Magazine」、「Femme Actuelle」、「L’Alsace」、「Decanter」、「Wine Enthusiast」、「Wine Spectator」、「Forbes」等多数(「Joseph Cattin」全体で) |
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