INDEX>生産者紹介>SOUTH FRANCE>[Cox]*
[Cox]* |
SOUTH FRANCE Selection |
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OFFICIAL WEB :www.coxwines.fr |
「コックス」は、ブルゴーニュやボルドー、ローヌなどで修業した後、プロのエノローグ(醸造コンサルタント)として活躍していたピエール・オリヴィエ・ジェフロワ(写真)と、ブルゴーニュで学んだ後アメリカでフランスワインの輸入販売に携わっていたティボー・ポワソンの2人の若者が、2007年にはじめたプロジェクトです。
リムー近郊の優良な栽培家と契約し、ピノ・ノワールを中心にシャルドネ、マルベック、コロンバールの単一品種ワインを造っています。
「Cox」は「Coccinelle」の略語で、「てんとう虫」のことです。「てんとう虫は、あの小さな体で、信じられないほど多くの害虫を食べてくれます。私たち、ぶどう栽培とワイン造りに携わる者にとってはまさしく「仲間」ですので、ブランド名に採用しました」。
ブルゴーニュの醸造学校時代仲田さんの後輩だったというティボーは、自他ともに認める「ブルゴーニュ・マニア」で、自身のワイン造りにあたっても、ブルゴーニュを強く意識しています。
「南仏中を歩き回って調べましたが、私たちが求める、濃過ぎない、上品なピノ・ノワールとシャルドネを造るためには、リムー近郊の畑が最良です。この2つのデリケートな品種は、「ぶどうが完熟した時点で、アロマ成分と酸が適切に残っているか」という点が最大のポイントで、そのためには暑さが大敵なのです。私たちの畑は、ピレネー山脈の麓で標高が高く、また地中海からの冷たい海風が吹き入れますので、特に夜が非常に涼しく、理想的な栽培環境です。
ブルゴーニュのワインはそりゃあ美味しいですが(笑)、誰もが気軽に買える値段ではありません。コストパフォーマンスでは、ブルゴーニュに負けないものを目指しています」。
また、2013年春より、フランスにおけるマルベックの聖地「カオール」と同じロット県産のマルベックも、合わせてご紹介できるはこびとなりました。
所在村 |
Limoux |
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醸造家 |
Olivier Geffroy |
所有畑面積 |
2.6ha |
ドメーヌ継承年 |
2007年 |
栽培における特記事項 |
リュット・レゾネ栽培。殺虫剤、防腐剤は一切使用しない |
醸造における特記事項 |
赤は除梗100%、白は除梗しない。ステンレスタンクによる清潔な醸造 |
販売先 |
輸出90%(オランダ、スゥエーデン等ヨーロッパ諸国)、アメリカ、東南アジア)、フランス国内10%(レストランやビストロ、ワインショップ) |
掲載実績のある海外メディア |
「Wine Spectator」等 |
IGP d'Oc。1.8ha。平均樹齢20年。ステンレスタンクで発酵・熟成。無清澄でビン詰め(フィルターは軽くかけます)。ピノ・ノワール特有の、いちごやラズベリーのようなチャーミングな香りに加え、ほのかにコーヒーのような香味が感じられます。とてもまろやかな口当たりの、美味しいピノ・ノワールです。
IGP d'Oc。0.8ha。平均樹齢20年。ステンレスタンクで発酵後、シュール・リー熟成。コクを引き出すために、オークチップを使用。濃密なメロンや桃のパワフルな香り、というよりは、柑橘系や花の繊細な香りです。シャルドネ特有のなんとも言えない香ばしい風味ときれいな酸が、この品種の素晴らしさを改めて実感させてくれます。
IGP du Lot。カオール村近郊の0.8haの畑より。ポムロールに類似する粘土石灰質土壌。平均樹齢20年。ステンレスタンクで発酵・熟成。ブルーベリーやラズベリージャム、スミレの花などを思わせる芳醇な香り。タンニンまで完熟しており、ソフトな果実味が口いっぱいに広がります。お料理をさらに美味しくしてくれるマルベックです。
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