7月の畑仕事は、ぶどうの房の周りの余分な葉や、地面にどんどん生えてくる雑草を取り除いたりして、ぶどうに当たる日光の量を調節し、風通しをよくして湿度を下げることに主眼が置かれます。
この雑草を・・・
この一台何役もこなすマシンの「鋤」の機能を使って取り除きます。
マシンで取りきれない 草は、手作業で。(・・・脚長っ!)
今でも多くの造り手が、この作業に除草剤を使用していますが、「ルイ・シュニュ」では除草剤は一切使用しません。
「は~しんどいワ~」
はい、完了!この作業を9ヘクタール(1ヘクタールは100m×100m)の畑すべてで行います。
8月に入ると、摘房(グリーン・ハーヴェスト)が行われます。余分なぶどうの房を摘みとり、残された房に糖分などを集中させます。(夕張メロンなどと同じことですね。)
「6月の開花の時期に雨がちで気温も低かったので、今年は一房あたりの粒数が少なく、また、「ミルランダージュ」と呼ばれる小粒の凝縮したぶどうが目立ちます。このまま行けば、今年はとても良いぶどうが収穫できると思います」。